捧げ物
□優李様へ
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陽カナン、16歳。
一ヶ月程前、私は堀川響という鬼の花嫁になりました…。
++
ダンッ!!
水「ナイスシュート!」
「へへっ。やった!」
バスケ部のカナンは放課後、スリーポイントからゴールを決めて喜んでいた。
ちなみに褒めてくれたのは同じ部活の早咲水羽。
…この際響の因縁の1人というところは省いておこう。
カナンは休憩中になり、水羽とハイタッチした。
水「本当にカナンは凄いね。可愛いし、勉強できるし、スポーツだって…」
「そぅ?ありがと!」
水羽大好き〜!と抱き付く。
あ、ノリ?でだよ。
水羽には振られたらしいけど一応花嫁いるし、それに私だって…。
部長「休憩終わりー!一年はパス練、二、三年は試合!」
「あ、始まっちゃった。じゃあまたね!」
水「頑張ってね」