捧げ物
□紫苑様へ
3ページ/4ページ
+○+
八「う、うううっ…」
「お、おーい…八田くーん…?」
草「あー、ほっといたって。八田ちゃん今プライドがズタズタやと思うから」
多「それより続きしよーよ〜」
「あ、はい。じゃあ次…。」
『『『王様だーれだ?』』』
礼「おや、私のようですね」
「…ついに王様が王様引いちゃったよ…」
淡「何を言っている?当然だろうカナン。寧ろ今まで引いていられたのは室長のご慈悲で『引かせて』いただいていたのだからな。皆が楽しめるようにとの御心優しい気配り…。流石です、室長!」
「……流石は貴女だよ…。相変わらずだね世理ちゃん。あ、それで室長のご命令は?」
礼「…はい、そうですねぇ……。」
うーむ、と顎に手をかけて悩み出す礼司。
…と。それを見てまた絶賛する世理。
(…うん、分かる)
イケメンって何してもサマになるんだから怖いよねぇ……。
礼「では6番の方」
「…あ、私だ」
礼「カナンですか。…そうですね。では6番さんは私に祝福とキスを」
「は…、はぁぁぁあ?!!!!」
.