It's a smallworld

□第1話
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「……そんなに緊張してるとォ
 出来ることも失敗しちゃいますヨォ?」

ブレイクは誰にも相手にされなかった飴をガリガリと噛み砕きながら言い、食べ終わったら、飴の棒を吐き出した。

金髪の少女は顔をしかめ、落ちた棒を拾いに行く。

「ただでさえ今回の任務はレインズワース家の独断デス。
組織に対しても内密のことなんですからしっかりやってくださいネー」

「…大丈夫。失敗などしません!」

シャロンはそう言うと顔を上げた。

「さあ、そろそろ準備を始めましょうか。
私達の手でオズ=ベザリウス様をお救いするために――−!]

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