甘い恋をしてみよう
□僕の一目惚れ
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―君は知らないだろう。
僕がずっと君を見てきたことを。
君は幼稚園の頃に僕の家のとなりに引っ越してきたんだ。
でも、僕は君が来た次の日に引っ越した。
君が越してきたときに僕は君に一目惚れをした。
ちっちゃくて、真っ黒な髪に瞳、人形のような白い肌
僕は何年も前から君を知っていたんだ。
僕は小学生になってまたこっちに戻ってきた。
隣町に。
小学校が違うから君には会えなかった。
だけど、両親に無理行って君と同じ中学校に行けるようにしてもらったんだ。
そして、偶然同じクラスになれたんだ。