main【短編】

□10月9日?
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10月8日午前8時

『あー、眠い―――(コクン)』
氷「ゆい、大丈夫?まだ一時間目始まってなから、保健室で寝てれば?」
『んー ありがとう…うん、行ってこようかな…』
氷「じゃあ、僕が連れていくよ」

氷室はそう言った後、ゆいをお姫様だっこしようとしたが―――


紫「近衛ちーん…って室ちん何してんの?」
氷「ゆいが眠いって言ってたから、保健室に運ぼうと思ったんだけど…どうやら俺はお邪魔らしいね。敦、ゆいをよろしくね」

氷室がゆいを離し、紫原に寄り掛からせた

『…ん、あつし?――敦!?なんで此処に!い、いやー恥ずかしい所見られちゃったな…////』
紫「ふーん。近衛ちんは、室ちんに見せられて俺には見られたくないんだ…」
『ち、違くて…ただ―――っきゃ!』

紫原はゆいの答えを聞かずにお姫様だっこをし、保健室へと向かう

『っちょ、敦?どーしたのいきなり?』
紫「近衛ちんが、俺に見せられないことを室ちんに見せてるとか…ムカつく」
『妬いてるんだね。大丈夫だよ、私は敦一筋だから♪(ニコッ)』
紫「////…――ってか、俺明日誕生日なんだよね…近衛ちん、なにくれるの?」
『あ、そうか!うーん…何が良い?やっぱりお菓子?』
紫「近衛ちん(ボソッ)」
『っ////////そ、それは…』
紫「ぷっ嘘だし(笑)近衛ちんを大事にしたいし…覚悟できたらで良いよ」
『敦……大好きっ!!(チュッ)』
紫「っな!近衛ちん!?」
『今の私にはこれが精一杯だから、明日の誕生日はさっきの100回やってあげるね♪』
紫「近衛ちん可愛すぎ////」

紫原はゆいを優しく抱きしめた

『あ、あのー私が覚悟決めたら、優しくお願いします////』
紫「そんな可愛いこと言うと、今襲っちゃうよ?」



10月9日にはゆいがきちんと紫原に100回キスをして、氷室に「あんまりキスするとくちびるの皮が剥けちゃうよ?(黒笑)」っと言ったとか言ってないとか……(笑)




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