BASARA

□生活指導?
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「名無しさん殿!おはようござります!!」
「おはよー名無しさんちゃん♪」

学校へと続く通学路の途中、
後ろからよく知る声が聞こえた


『おはよー!ゆっきー、さっちゃん!』

それに振り返って私も口を開いた


「今日は随分早いねー、って名無しさんちゃん!スカート短すぎ!!いつもより短いよ!?片倉センセーに雷落とされても知らないよー?」

『だから捕まらないように早く来たんじゃん♪片倉先生は後半担当だし』

「しかし、今日の朝イチの当番は片倉先生であると聞いたでこざるよ?」

と、ゆっきーは顔を少し赤らめながらそう言った

そして、目の前はすでに学校……

『え、マジで!?ちょ、やばi「苗字なしさんーー!!!てめぇ、なんだその短けぇスカートはぁぁあ!!!!(怒)」…遅かったぁ……(泣)』


逃げようとするも、すぐさま腕を掴まれた


『先生ぇー、見逃してくださーい(泣)』

「それは出来ねぇーなぁ?…はぁ、全く……、放課後、生徒指導室に来い」

『えぇー!!!』

「逃げたらどうなるか、分かるよなぁ?あぁ?」

いつもの凄みのある顔で睨まれればもう、抵抗しようなんて思えなくなる

『うぅ、…はーい……』



そして、早、放課後…


『ヤーバーイー(泣)行きたくなーい…(泣)』

HRが終わってしばらく、
私は机に突っ伏し続けている


「自業自得でしょ?俺様はちゃんと忠告したのに…」

『そんな殺生なぁぁ…(泣)』

「早く行ったら?遅くなったら余計ヤバイと思うけど?」

「名無しさん殿!きずは浅いうちに、でごさるよ!」

『ゆっきーまで私を見捨てるのかぁー…(泣)』

「だから自業自得だってば!」


ピンポンパンポーン♪
[苗字なしさんー!!!早く生徒指導室に来い!!!(怒)]

ブチッ


『怒ってらっしゃるー!!!!』

「あーもぅ、良いから早く行っといでよ!」
「名無しさん殿、ふぁいとにござる!!」
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