LONG
□帰る場所
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「その話が本当だとすると、住む場所もないことになりますね・・・」
メフィストは何やら考え込む。
「メフィスト、俺のところは無理だぞ」
「分かってますって。
それにこんなに面白いモノを、わざわざ藤本に渡すわけないじゃないですか☆」
俺はどこかの珍獣かっ!!
玲奈はツッコミたくなるのをぐっと堪える。
「この子は私の所で預かります☆
これで全てが解決ですね☆」
「ちょ!?そこまで世話になるわけには・・・」
「いいんですよ☆
ここには私を含め数人しか住んでませんから」
「よかったな、少年!!
コイツ、見た目は怪しさ大爆発だが、金だけはもっている・・・食べ物と住む場所には困らないだろう」