我ヴァリ

□みたらし団子と再会の関係性
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某月某日の昼下がり。

天気は快晴で絶好の散歩、もしくは洗濯日和であろう今日。
澄んだ青い空に真っ白な雲、そして眩しい太陽は世界遺産を下に撮影すれば絶景モノだろう。


そんな素敵な町の途中で、

大きく息を吸って―――――



『そっらあを自由にっ!飛っびたぁいなあ♪
はいっ、たっけこっぷたぁあ!!!』



記念すべき第1話だとと言うのに
開口一番著作権侵害をした少女。

めちゃくちゃ音痴のくせに
国民的アニソンを歌いやがって馬鹿野郎(キリッ


『誰が音痴だ(゚Д゚)ゴルァ!私はスーザ●ボイルと謳われた歌姫だぞオルァ!?』


何処の誰がスー●ンそして歌姫?

と言うアホらしい疑問は放置することにした。
こんなことに付き合ってらんねーしみたいなっ///←







『はー、疲れたしお腹すいたなぁ…、っ!』


なんて呟いていた刹那、大きくて重い殺気を少女は感じ取った。
一般人が出すことは難しい、背筋が凍るくらいの殺気の量。



『…これは、マフィアかな?』

マフィアの中でもかなり腕の立つ者、それに加えて上流階級の者が揃っていると推測した。

少女の間に緊迫した空気が流れる。



『…此処は一般人が集まるローマなのに…なんでもっちゃマフィアがいるもっちゃわけもっちゃもちゃ…?』

何でローマで団子食べてるんだろう?
てか雰囲気ぶち壊しですよね^^


『みたらし団子だよばーか、てかうめえ超うめえ』


もうどうでも良くなったので続きをしよう。←




『なんか凄く気になるなあ…!』

好奇心を掻き立てられた少女は
殺気が集まる場所へ走っていった。



そして近くの壁に隠れて様子をみるころにした。



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