ある日突然父親になりました。
□家族が増えました。
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どうやったのか疑問なんだけど、空が来月から幼稚園に通う事になりました。
「これ、制服と指定鞄ね……こっちが書類……でこれが……海聞いてる?」
ウチの敏腕マネージャーが謎です……どうやったかなんて恐くて聞けねー。
「ありがとうございます。」
「別に……お弁当は作りなさいね」
「はい」
海とマネージャーはまだお話し中。
「空、来月から幼稚園に通うんだぁ……ゆーたん会えなくなって寂しい」
「るーたんも空ちゃんと会えないの寂しい」
『私も、ゆーたんとるーたんに会えないの寂しいです』
Yuhと瑠伊は空を抱き締める。
「あぁ!!……ゆーちゃんもルイルイも抜け駆けずるい!!……俺も空ちゃんに会えなくなるの寂しいからね」
『とーやくん』
「ねぇ、そら……海なんてやめてさ俺と暮らそっか?」
『えっと…智にゃん?……にゃっ!?』
海は背後から空を抱き上げると智を一睨み。
「人が居ない間にお前は、俺の娘に何やってんのかな?……ぶっ飛ばすよ?」
『海さん、暴力はいけません』
「空、暴力じゃなくて、躾だから、意味の無い拳は握らないからね」
『海さんはやっぱりvistlipのお母さんなんですね』
「……空、誰に吹き込まれた?怒らないから(空はね)言いなさい」
『えっと…』
空は海以外のメンバーをチラリと見る。
「……全員か?…そこになおれ!!」
30分ほど皆は正座をさせられ、海にお説教されました。