01/28の日記

21:43
戯言×庭球(2)
---------------
氷帝学園中等部

「あーん?日吉に忍足、もう来ていたのか」
ああ、憂鬱な時間が始まる。
別に、先輩達と共にいるのが嫌だと言うわけではない。
ただ、常に先輩達に引っ付いている、あの女が嫌い・・・というより苦手だ。
俺は基本的に女が苦手だ。
それを先輩達は知っている筈なのに、あの女を連れてくる。
ああ、嫌だ。


――――――――――――――――――――――――
場所は変わり、四天宝寺中学校
「はぁ・・・」
「どうしたん?お前が溜息吐くなんて珍しいな」
「部長っすか・・・」
「・・・ほんまにどうしたんや。財前」
あああああああ
その名前で呼ぶな。
あの方が俺に付けてくれた名を呼ぶな。
でも、まだ名字だから許せる。
って、そんな場合じゃ無い。
今俺に向かってくる問題は。
俺の主であるあの人が転校することが問題だ。
「どないしてん」
「ああ・・・謙也さんっすか・・・」
「ちょっ!!財前がめっちゃテンション低いねんけどーー!!!!?」
「叫ばんといてください。ウザいっすわ。・・・はぁ・・・」
「何時もの財前の毒舌に覇気がないーー!!!!!?」
五月蠅い
でも、そんなんきにならんほどに俺は参ってるんやと思う。
はぁ
溜息が止まらへん
なんか、先輩等は気味悪くなったみたいで、練習を始めていた
と、思ったけれど・・・
「財前」
「何すか、ユウジ先輩」
声をかけてきたのは、ホモ・・・基、<一氏ユウジ>先輩。
「アイツが転校するの、そないに嫌か。」
「とうぜんっすわ。」
何であの人が転校するんを見送らなアカンねん。
「仕事やねんから、しゃぁないやろ」
「仕事やめてくれたらええのに」
「いやいやいやいや、何言ってるのかな?光」
「っ!!嘉音、様」
「嘉音」
突然現れた嘉音様。
心臓に悪いわ
「すいません・・・やから、棄てんといて?」
「誰が棄てるか。」
はぁ・・・と溜息を吐きながら言う嘉音様。
めっちゃ綺麗・・・
って、ちゃうちゃう
「嘉音、ほんまに氷帝にいくんか?」
「仕事だからな。大人しく待ってろよ?光」
「解りました・・・はよう帰ってきてください」
俺の大切な大切な大好きな大好きな主が向かうのは、墓森若と奇野侑士がいる氷帝学園――
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
場所は戻り、氷帝(翌日)
「えー転校してきた架城嘉音だ。よろしく。」
急な転校生。
まさか・・・
「か、嘉音、さん?」
「お、何だ日吉知り合いか?なら架城の席は日吉の隣な。」
「解りました。」
「(潤から依頼が来たんだよ)」
「(最強から?)」
「(何でも、潤が溺愛してる奴がココに通ってんだと)」
「(初めて聞いたんですけど)」
「(で、見てて欲しいんだって。)」
「(さらっとスルーしないでください)」
(この会話は、心の中で行われています。)
「(詳しくは、奇野の奴も交えて話す。)」
「(解りました)」

――――――――――――――――ー―――――――
〜あとがき〜
急に思いつきました!!!
テニプリのアニメ見てたらポンッと。
〜設定〜
主人公
架城嘉音
架城明楽の実の娘。
年齢不詳。
仕事は葬儀屋

財前光―闇口光
嘉音の闇口。
嘉音微狂愛?

日吉若―墓森若
墓森司令塔の第一責任者。

忍足侑士―奇野侑士
奇野師団。頼知の弟。

一氏ユウジ―零崎常識(とこしき)
零崎一賊。軋識の実の甥。
常識に名前を付けられた。

姫野愛
人類最愛と呼ばれる少女。
氷帝に通っている。
テニス部メンバーに気に入られている。
愛され主ないい子。
顔よし、器量よし。

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

20:11
戯言×庭球
---------------
一部キャラ戯言設定!

心地よい風が吹く屋上
一人の少年は、授業中に来た電話に出て、応対していた。
「いい加減にしてくれよ。人類最強・・・」
「<すっげぇ可愛いんだよ!!お前も会えば好きになるって!!>」
「もう切るぞ・・・はぁ」
突然やって来た人類最強からの電話。
その内容は、ほぼ総てが一人の少女についてだ。
「まったく・・・何なんだ」
その少年は、<墓森若>。
「人類最強ともあろうものが、一人の女に振り回されて。下克上する気もおきひんのとちゃう?若」
「何の用ですか・・・忍足さん」
授業中であるにもかかわらず、屋上へとやって来たのは同じ部活の先輩である<忍足侑士>。
「ああ、アイツが転校してくるらしいからな。言いにきたんや。」
「アイツ?誰ですか?」
と、聞こうと思った矢先に――
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴った。
昼休みだ。
「話の続きは後で・・・な?」
「はぁ・・・解りました。」
ああ・・・憂鬱な時間が始まる。

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ