短編小説

□輪廻〜巡りめくる〜
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「また会えると信じてるわ…たとえ何度生まれ変わっても…」
「あぁ…必ず探し出してやる…」

二人は愛し合っていた
でも全ての時が終わりを告げようとしていた

なにも出来ない無力な人間
神には背けない

「私は貴方を探し出すわ、たとえ何年何十年何百年かけても…必ず」
「もちろん俺も、お前がどんな姿になったとしても見つけてやる」

女は神の捧げ物にされてしまった

誰も逆らうことの出来ない村の掟


『天命告げられし者、運命-さだめ-を神に捧げよ』
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