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□☆ナメクジ☆
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いま真夜中なんですが
ウチの部屋のちょっと手前から
廊下の床をキュッキュッキュって
擦れる音がするんだけどさ...
『なに?;;
ウチ、ホラー系とかマジでダメなんだけど...;;
段々こっち来てるし!!;;゚(゚´Д`゚)゚』
旅団の一員で
こんな事で怖いなんて言ってたら
馬鹿みたいだけど!!
ダメなもんはダメなんだ!!
フェ「煩いよ璢啞」
うん。
ホラーより怖い方がすぐ近くにいましたよ。
そういえば、二人で本を交換して読んでたんだよね。
『フェイは聞こえないの?
この変な音...((((;゚Д゚))))』
フェ「聞こえるよ。だからどうしたね」
嫌々あんさん;;
だからどうしたね。って
怖いんだよ!!
......いまフェイがニヤッて笑い?ましたよ
こうゆう顔したフェイはいつも変な事考えてんだよねー;
『ど、どうかした?』
フェ「ジャンケンで負けた方が廊下見に行くね」
『嫌だ』
フェ「じゃ、力づくで廊下に出すよ」
『ちょい待て!
此処ウチの部屋だし!!何でウチが出なきゃいけないんだよ!!』
フェ「じゃ、ジャンケンするよ。
璢啞勝つかもしれないね」
『てか、見に行かなくたっていいじゃん!
静かに通り過ぎるの待つっていう選択は?!』
フェ「ないね」
こいつ...。
絶対楽しんでる...。
ムカつくなーーヽ(`Д´)ノ
行かない為にはどすればいいんだ?
......ウチがジャンケンに勝てばいいんじゃん!!
フェ「璢啞、ジャンケンするかワタシに出されるかどちね」
『わかったよ!
勝てばいいんだもん!
絶対勝ってやるんだからーー!!』
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