めいん

□俺様と変態とすれ違いと
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そう脅された。


リウスのこと振ったあとも、めっちゃ後悔して…

触れたいのに、触れらんないもどかしさが苦しかった…


せやから、あのとき…龍鬼にキスされたときひどいことゆうてしもて…


リウスが走ってったあと龍鬼にもう、リウスに真実を話すてゆうた。



口喧嘩っぽくなったんやけど、ようやく理解してもらて、リウスのあとを追いかけたんや。


屋上にたどり着いて、ドアを開けたとき、ホンマにびっくりした。




リウスが飛び降りようとしてるし。


真実を話そうとしたら、リウス落ちるし…

あんときホンマ、リウスが死んだらどうしようおもた。

けど、落ちた所に、木があって幸い、死なへんかった。


リウスに愛されてなきゃ意味がない言われて、気づいた。


やっぱり俺はリウスが好きで好きでしょーがないんやて。


せやから、もう絶対なにがあってもリウスのことは離さへんて決めた。


----------------****



ザクロから全て聞いた俺様は、涙が溢れてた。


こんなに俺様のこと思っててくれたなんて、思わなかった。


「…っ、ザクロ〜…!」


「うぉっ!リウス…すまんな、寂しい思いさせて。もう絶対離さんから。」


「…離したら、ぶっ殺すし…。」


「はは…それ勘弁やわぁ」

笑ってたザクロが真剣な顔で俺様に言った。

「リウス…キス、してもええ?」

「〜!!」


俺様が顔を真っ赤にしてると、ザクロの顔が近づいてきて…



-------------ちゅ。

触れるだけのキス。

なんだかそれが無性に嬉しくて。

「ザクロ…好き。大好き。愛してる。」

「リウスに言おうとしたこと全部言われてもうた。…俺も愛しとる。」











ザクロと離れてわかったこと。

好きなひとに嫌われるのは苦しい。

どんな変態でもいないと寂しい。

好きなひとが自分以外のひととイチャイチャしてると悔しい。

もう一つわかったこと。



好きなひとに愛されるのは…
どんなことよりも…



……嬉しい。







Fin..
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