深い運命は明星に

□(旧)ある日、動物になっちゃった。
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No.2 なんで?




「ところで、俺は 何で腕に 髪飾り がついてるんだ?」

「それは、陛下が 特徴 が無いからでしょ? それに、可愛いからいいじゃない。」

「可愛いといわれたのは、初めてだなぁ・・・。なんか 複雑だ。」

「では、なぜ私は、ウサギなんですか?」

「「それは、目が赤いからだ(よ。)」」

「...。で、では、私の特徴がなぜ めがね なんですか?」

「それは、そこにしか特徴が無いからよ。」

「ははは。それもそうだな。 ところで、ナナシ お前の特徴はなんなんだ?」

「たぶん、目だと思いますよ? 青と青紫のオッドアイですから。」

「まともなのでいいなぁ くそっ! って、まて根本的なこと忘れてないか?」

「「???」」

「ナナシ! なんで一番小さいお前が 今、一番大きいんだ!」

「知りませんよ! ウサギと猫と狐なんだから 必然的にそうなるでしょう!」

「言い返すことができない…。」

「いいツッコミでしたねぇ。ナナシ」

「本当のことを言ったまでよ。」


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