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□ボツねた
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※苦心して苦心して、それでも書けなかった話。でもせっかく途中まで書いたから載せるだけ載せときます。途中で終わってます※



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―文化祭。

学園で特に力を入れて開催されるその行事には昔から続く言い伝えがある。
それは、最終日に行われる後夜祭で、誰にもみつからず、二人だけでキャンプファイヤーを眺めることが出来た二人は、永久に結ばれる、というもの。

あまりにまことしやかにそれが言い伝えられるものだから、いつから文化祭2日目の昼には愛を叫ぶための会場(要するに告白大会)が設置されるようになり、今や文化祭の目玉行事となっている。



―――なんて、そんなのは女の子が好きそうな漫画かドラマの中だけで有り得る設定であって、現実世界ではまずない。

キャンプファイヤーなんて危ないものを教師やPTAが許す訳ないし、そんな遅くまで生徒が校舎に残るのを許可したら生徒の安全を保護者にどう約束する気なんだ。
そもそも、告白大会なんてイジメや妬みや不純異性行為を誘発するような行事が許される訳がない。

だから、現実的に考えてそんな行事はあり得ない。
大事なことだからもう一度言わせて?






「・・・あり得ない。」

「なんだよー、ミチル反対かよ?」

口を尖らして文句を言う安形に軽蔑の眼差しを向けてしまうのは仕方がない、と思う。

来たる文化祭についての会議で、珍しく積極的に話し合いに参加したかと思ったらこれだ。
あり得ないだろ、生徒会主催で告白大会をやろうなんて。

「ちょっとデージーちゃん、何か言ってやってよ!」
「・・・会長が仰るなら私は賛成だ。」
「ご安心下さいなミチルさん、夜には全通学路10mごとに警備の者を配置、さらには3mごとに新たに街灯も設置させますので、安全管理は完璧ですわ。」
「いやいや、そういう問題じゃないからね?ってか花植えるみたいにポンポンと設置していいものじゃないからね、街灯って。」

なんだかんだ言ってやっぱり女の子だから、こういうイベントは好きなんだろうか・・・・と、内心うなだれた所でふと、椿ちゃんが静かなことに気付く。こんな時はまっさきに反対しそうなのに・・・。

「ねぇ、椿ちゃん・・・。」
「僕はそのような風紀の乱れを推奨するようなイベントには反対です。勿論反対ですが・・・正直なところ、意外です。榛葉さんはそういう浮かれた行事がお好きかと。」
「し、辛辣だなぁ。・・・それはまぁ、嫌い、じゃあないけどさ。」

「「「けどさ?」」」

「取り合いになったら大変じゃん、オレの。」

「かっかっか!ミチルは俺のだしなぁー!」

「そうそう、たくさんの女の子を悲しませることになるって分かっているのにそんな行事、賛成できないよ。」






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何が書きたかったのか分からないまんまギブアップ\(^o^)/
誰か、このあとどんなオチに持って行けばいいのか教えてくだせーな。笑

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