PSBU

□例えば君に
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JS「ぅぅぅぅぅぅぅぅううううウギョルですって!!!!!!?」

「っシカ、うるさいなぁ鼓膜破れるよぉ」

SY「誰だそんなこと提案した奴わぁぁァア!!」

「くっ苦しッ…スヨンッ胸倉を掴むな締まって「許せないぃぃぃい」るぅ!?」

SH「オンニ、オッパが顔面蒼白になってます」


 今日は少女時代が私の復帰祝いをしてくれると言うので、夜に少女時代の宿所を訪ねた。

 初めは他愛のない話しをしていたけれど、ひょんなことでウギョルの話しを口に出してしまって…



 あ、これって内緒の話だったっけ?



 なんて思っていたら突然シカに悲鳴を上げられるわスヨンに胸倉を締め上げられるわの大惨事に。



HY「ス、スヨン落ち着いて!…チヒロオッパッ、いいい一体相手はだッ、ダダダダ誰なんですかっ」

TY「あんたが落ち着きなさい」

 やっとの思いでスヨンから解放された私は、何度かせき込む。



「あのね、相手がどうとかの話じゃないんだよ」


SN「じゃあなんの話?!!ウ、ウギョルでしょ!?ウギョルってあれでしょ!?」

「だから話しを聞い「許さん!!!!」…おーい;」



 今更ながら、本当に私って威厳がないみたいだ;

 マンネ達が一向に私の話しを聞こうとしてくれないTT


 ウギョルに出るという報告は、まだ恐ろしくてその場に居たドンヘオッパとヒョクチェオッパにしかしていないけれど、あの二人も酷かった。

 それはもう事務所に抗議しに行くとか相手は誰だとかの大騒ぎで、宥めるのに苦労したし――、本当に疲れた。

 でも本当に、今回のウギョルの件は相手がどうとかじゃないみたいで、


「今度ソラさんとトゥギヒョンが合コンを開くから、それのメンバーとして出てくれって…」

TF「合コン!!!!!??」
SN「ファイティンジュニアの!?」

「YES」

YN「オンニ、アメリカに居たせいで最近英語話しますよね…」

「え?嘘、そんな癖が!?」

JS「そんな事はどうでもいい!!」

「はいすみませんでいした!!」


SH「…ちょっと待ってください。整理すると、チヒロオッパはメンバーのお相手をするってことですか?」

「う、ん」

TY「それはまた奇抜な案を出したもんですね」

TF「まぁチヒロオッパがSJのメンバーの相手になるんだったら、まず反感は買わないでしょう」

「え?」

YR「だってそうでしょ?それやってくっつくくらいならもうとっくの昔に熱愛報道とか出てもおかしくないでしょ?」

「あーなるほど…っでもさ、絶対メンバーとカップルになるってことはないでしょ?」

YN「ならないんだったら、オンニをわざわざメンバーに入れないでしょ。確実にロックオンされてます」


「ロ、ロックオンって…」

 なんだか今になってことの重大さを目の当たりにした気分だ。



 まさか、
 自分とは無縁だと思っていたウギョルに出るなんて考えもしなかった。
 
 


HY「チヒロオッパ、覚悟して下さいよ。確実に、ファイティンジュニアの誰か一人とカップルにされますから」

「……私、ファイティンTT」

 そんなの、
 気まずすぎるっTT

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