main*Daily Daily
□*九人十色
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HS「…佑子。佑子!」
病室いっぱいに響き渡るヒョンシクの声に目を覚ます私。
昨日は散々、看護婦に怒られたあげく、寝ちゃったんだ。
「えっ…んっ…あ、おはよう。」
HS「もう、仕事行って。」
「今日は昼間ではヒョンシクの看病するのが私の仕事!」
HS「昼まで…2人?」
頬を赤らめながら言うヒョンシク。
「そうだけど…」
HS「美味しいおかゆ作ってね!大盛!」
「はい、はい。あ、ジュニョンに連絡してくる!」
JY「もしもし?」
「おはよう。今日ね、昼までヒョンシクの看病するから昼までは頼んだよ。」
JY「まかせて!あ、昨日ごめんな。見舞い行くっていったのに…」
「大丈夫!皆疲れてるんだから体休めないと。」
JY「ふっ、ありがとう。」
「何がおかしいのよー」
JY「やけに優しいしな、って思ってな。」
「切るよ。」
ブツッ…プープープー…
あ、そう言えば昨日の事、案外平気かも。
…もしや、夢だったのかな。