ファイ・ブレイン THE X 〜時空のパズル〜

□プロジェクト1 始まりのパズル
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「へっ、簡単だぜ!」
解いている途中でも、そんなことを言ってのけるぐらい余裕なのだろう。
いとも簡単に迷路を解いていくカイト。
そして正解ルートをなぞり終えた途端、
「危ない!爆発する!」
少年はカイトを庇い、そのまま炎の盾で防御しながら破片があまり来ないところへ移動した。
派手な音で爆発した機械を見た瞬間
「や…やめろ……やめてくれーーーーー!!!!!!」
突然叫びだしたカイトに驚く少年。
「どうしたんだ!」
「はなせ!関係あるのは俺だけだろ!こいつらは関係ねーだろ!」
「落ち着け!なにも起こってない!」
「ノノハ………、ノノハーーーーー!!!!!!」
そう叫んだ途端、気を失うカイト。彼の腕輪は青く光っていた。

「……とりあえずアジトへ連れて行くか。聞きたいこともあるし。」
そう言うと少年はカイトを背負い大空へ舞い上がり、超高速移動で南の方角へ飛んでいった。


「大門カイト、発見。異常ナシ。」
どこからか現れた小型の機械がそういうと一瞬で消え去った。

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