短編小説

□俺の受難Life
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[ふぅぅ。 お腹いっぱい♪
でさ、柴崎のとこは次何の教科?]


「俺は....化学だな。
お前は?」

本来なら現文だが、何か都合で2限5限が入れ替わった。

[俺は数学♪]

「何でそんなに嬉しそう.....って、ぁぁ。。。」


[あったりまえじゃん!好きなヒトが来るんだから嬉しいに決まってるじゃん!

柴崎も嬉しいだろ?]

「ッ!・・・別に///」


[とか言いつつ尻尾振ってるし♪]



「なっ、竜人は嬉しいからって尻尾なんか振らねぇよ!!///
お前等犬獣人じゃねぇんだから。」

[俺は狐獣人だって!]





「あっ、そうか...
でもお前・・・犬獣人と違う所ってあんのか?

ぱっと見、、、っうか言われるまで犬獣人だとずっと思ってたからな。」

[え? 俺って、そんな犬獣人ぽい?]

「ぁあ。」

俺が言った事にスゲぇショックそうな表情をする大崎。
言っちゃまずかった事なのか・・・?

[マジ...;;?
全然違うと思うんだけどなぁ。。
尻尾とか、、。]

そう言って尻尾を見せて来る大崎。

バタバタ...



動いて観察しにくいな。。

「んっ。」

ギュッ!

[ンァァァ!!////]

「ッ! 悪ぃ...//」

俺が握った瞬間に大崎が変な声を出したからびっくりしちまって思わず手を離した。

[ハァ..ハァ/// 急に尻尾掴むなよ..//]


「悪ぃ...マジで済まなかった。」

そう言えば尻尾は獣人の弱点だったんだよな。
竜人は別に尻尾掴まれても何とも感じねぇから普通に握っちまった。

俺は涙目で俺を睨みつける大崎に謝ると愚図りながらも許してもらった。
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