短編小説
□妄想暴走企画(日記企画)
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キュゥゥゥン...
『っ...眩しっ... なっ!?』
「のわぁぁぁ!?」
ドスーン!!
...いつものようにあのアホ管理人の部屋の扉の鍵を開けるとそこにはいつもの部屋がなくて代わりに真っ白な空間があった。
俺はまたアイツが余計な事を考えたものだとすぐに察知し、部屋に踏み込もうとするライを制したが時すでに遅し。
好奇心旺盛な馬鹿な相方が俺の静止を無視して部屋に入ったせいで、俺もろともその部屋の中に吸い込まれ、突然視界が開けたと思ったら思いっきりどこかに投げ出されて尻餅をついた。
『ッー!!.....あんのクソ野郎...。』
俺は唸り声を上げながら悶絶していたが、ようやく痛みがすこし引き話せるようになったと同時に目の前の馬鹿をこれでもかと言わんばかりに睨み付けてやった。
元はと言えばアホ管理人のせいだが、俺の静止を聞かなかったコイツにも十二分に非はある。
「お、おぃ...。怖ぇぇよレイト。」
『...うるせぇ。お前がヒトの話を聞かねぇからだ..ろ........。』
そこで初めてライの姿をしっかりとみて呆然とする。
いつもの動きやすそうな半袖やタンクトップとパンツのセットじゃなくて上も下もまるで魔法学院のときのような制服姿だった。
「レイト...お前...。」
そこでライも何かに気が付いたようで俺の方を指さす。
ん...何かついて....。
『..........。』
え。俺も....
『制服じゃねぇかぁぁぁ!?』