短編
□嫉妬
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「ねぇ、みなみ?今日終わったらご飯行こうよ」
急遽、友からの誘いでご飯に行くことになった
「おー良いね!!」
「みなみ…ごめん……やっぱ辞めとく」
したら今度は急に辞められた
「えぇっ!?」
「あ、いや…みなみの敦子が鋭い目で見てるからさ」
敦子のいる方に目をやると、かなりこっちを凝視してくる
「あ…」
「と、友は知〜らな〜い」
とか言いながら、何処かへ消えていくと、それと同時に敦子が迫ってくる
「あ、えと…敦子さん?ち、近い」
顔が目の前にあるくらいに迫られ、顔を背ける
「ちゃんと見て」
「いやぁー恥ずかしいから…」
「見ろって」
あ、怖い
今日は不機嫌敦子だ
「は、はい…」
ゆっくり敦子の顔を見る
あー恐ろしい顔してる
「可愛いお顔が台無しだよ?そんな顔してちゃ…」
「うるさい…誰のせいだと?」
「さぁ…」
「あ?」
「ごめんなさい私です…はい」
今日は一段と怖いなぁ