×白雪姫

□第14章
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「鏡、すごい白雪姫のこと気にしてるね〜
最後の最後でツンデレかもし出しちゃって最後くらい素直になれなかったのかなぁ〜」

「…」

「最後は向こうで使えるお金って言ってたけどあっちの世界の口座まで作っちゃって尽くしてるねぇ〜」

「殺していい?アリス」

「怖いこと言わないで♡」














「おはよう、シラユキ♡」

「朝から不快だ死ね」


もう一人の自分が戻ってきてから
毒舌になった気がする。

まぁ仕方ない。

もう一人の方が口が
悪かったのだから。




「一週間、眠り続けていたよ♠
キスしないと起きないのかと
思っちゃった♦️」

「一週間どころか
一生掛けて眠り続けてやる」

「まぁまぁ、そんなこと言わずに♣️
今日は凄くいい天気だよ♦️」

「そうか、それがどうした?」

「僕とデートしようか♥️」

「笑えない」



だがしかし、これからこちら側の
世界にいることになったのだ。

必要最低限のモノは揃えたい。

ただ問題は
このお相手だけだ。

しかし、ド変態ピエロ男以外に
代わりなんていない。

仕方ないが渋々
一緒に買い物に行くしかない。



「私と離れて歩けよ」











建ち並ぶのはオシャレなお店。

自分で服をコーディネートした経験が
あまりない白雪はとても緊張してた。

そんな白雪を見て
ニヤニヤするド変態が隣にいた。



「見たい場所があるなら言ってね♥️」

「…わかってる」

「…んー♣️」



あまり馴染めていない白雪を気にし
ヒソカはふと思いたった。



「僕が合わせてあげるよ♥️」

「はい?」



そう言うとヒソカは強引にあたふたする白雪の腕を掴み適当なお店へと連れていった。
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