×白雪姫

□第8章
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「…私の対戦相手って…」





始めの対戦はクラピカ対ヒソカだった。

クラピカに勝ち目はないと思っていたが、ヒソカがあっさり負けを宣言し、クラピカの勝利に終わった。

試合途中、クラピカの目が紅くなるのを見た白雪は自分の色とは少し違うことがわかった。





次の試合はゴン対ハンゾーだった。

ハンゾーの拷問に対してゴンの意地が勝った。

ゴンがハンゾーに頭を刺されていたら、正気ではなくなっていた気がし、このとき初めて殺意を覚えたのだった。





ボドロ対ヒソカ。

ヒソカに重傷を負わされながらも戦ったが、ヒソカの勝利に終わった。





そして、ポックル対ハンゾー。

当たり前だが、ゴンのように常人離れした意地など持っているはずもなく、ポックルが負けを宣言し、ハンゾーが勝利。





ボドロ対レオリオの試合は、ヒソカに負わされた傷が癒えてない為、次にまわすことになった。





ポックル対キルア。

この試合で負けたほうが白雪の対戦相手になる。

しかし、目に見えている歴然とした力の差。

この試合はキルアが勝って、ポックルが対戦相手になると確信していたが、キルアが簡単に負けを宣言した。



つまり、白雪の対戦相手はキルアになるのだ。










「……私お腹痛いかなぁ〜」



そろりと、後ろに後ずさるがレオリオに肩を掴まれる。



「逝ってこい!」

「やめろ!死の宣告をするな!」



クラピカにも目で訴える。



「ご愁傷様」



と、唱え白雪を前へ押し出した。





「(今、キルアと冷戦中なんだぞ!!??)」





しかし、そんなことはお構いなしに試合が始まった。





「……俺の負けでいいよ」

「は?」

「だってお前とやっても面白くないし」

「………」

「あと、お前弱そうじゃん」

「………(イラッ)」

「だから俺の負けでい…」

「ふ、ふざけるな!!!」





バンッ!!!!!





白雪は鞄から出した銃で、キルアに向かって発砲した。

しかし、ワザと外し、髪がかする程度だった。





「何すんだよ!?」

「黙れこのチビ!!人の話しも聞かないで勝手に話し進めて…いい加減にしろ!!!!」





ここに来て白雪がキレた。





「事情って言うのを全然知らないで、人の気も知らないで、自分の考えだけで決めつけて、自己満足で終わらせてさ!その曲がった性格直せ!!」

「お前こそ俺の気ィ逆立てて何したい訳!?」

「そっちが勝手にキレたんだろ!?」

「それはお前が…」

「私が何だ?」

「…別に…」





心無しかキルアの頬が赤くなっているように見えた。





「理由聞けばいつもそうだな。わからないとか、答えないとか」

「別に、お前が知る必要がないから」

「この猫目…」




白雪はまた鞄の中から、今度はナイフを取り出しキルアの足に向かって投げる。

キルアはもちろん華麗によける。





「そっくり、そのまま返してやる。キルアとやっても面白くない。弱そうだから」

「…言ってくれるじゃん」





二人は戦闘態勢に入った。





 
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