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のぞき(ジェスネ+レギュ R18)
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次の授業の教室に移動するために廊下を歩いているときだった。
誰もいないはずの物置にされた部屋からぼそぼそと話し声が聞こえる。
いけないとは思ったけれど、好奇心でこっそり教室に入ってみた。

教室に入ってわかった、どうやら2人の男のようだ。
置かれている物を避け、どんどん声のする方へ近づいていく。
相手に気づかれないよう、物影にこっそり隠れて覗いてみた。

「(あ…れ、あの2人…)」

そこには壁に手をついて喘いでいるスネイプと、彼の腰を掴んで腰を動かしているジェームズがいた。

「あっ!あぁ…、んっや…だ…」
「やだじゃないだろ、それにもっと声小さくしないと誰かに聞こえちゃうよ」

僕はずっとスネイプ先輩が好きだった。
ポッター先輩と付き合ってることも知っていた、こんな2人の姿見たくなかった。

ショックで思わず吐きそうになってしまったけれど、どうにか抑えた。

「(先輩…そんな、ポッター先輩と…)」

「あっ!あっ!もう、立って…られなっアァッ!」

肉と肉がぶつかる音と、荒い息遣いが僕の耳に届く。
もちろん大好きな先輩のいやらしい声も…
僕は無意識のうちに自分の下半身に手を添えていた。

「(先輩の声可愛いな…)」

その声に吐き気も忘れ、ベルトを外し、チャックを下ろして下着の中に手を入れた。
それはもう立ち上がっていて、少し先走りが出ていた。

「んぅっ…」

先輩の声を聞きながら、自分のそれを上下にこすった。
声に合わせて、まるで自分が犯しているかのように。

「あぁ…アッ!アッ!も、もう…!」
「まだだめだよ…、っ…」

ジェームズはチュッとスネイプの首筋に吸い付いた。
その間も腰の動きは止まらず、激しくスネイプに打ち付けていた。

僕はもうここが教室だということも忘れ、右手を動かした。
初めて見る人のセックス。
それも好きな相手が喘いでいて、とても興奮する。
僕も先輩を犯したい…
そんな思いを抱いてひたすら手を動かし続けた。

「やだぁ…、もぅっアッ!んんぅっ…我慢できなっ…ひっ…!」
「っ…じゃ、一緒に…」

ジェームズはラストスパートをかけ、腰の動きをいっそう激しくした。

「ひゃっ…!あっあっ!んぅ…!!あ゛ぁぁぁぁ…!」
「くっ…ぅ…!」

僕も一緒に吐精した。

「んっ…!」





それから2人は乱れた服を直して、またいつもの2人に戻り教室から出て行った。
僕は行為の後のだるさと、ショックと…何だかよくわからない気持ちでいっぱいで、動く気ににはなれなかった。

あぁ、もう、本当に…、なんて切ないんだ。


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