ログ
□ラブメール
1ページ/1ページ
占い学の授業があまりにもつまらなかったからちょっと“いたずら”をしようと思ったんだ。
僕はノートを破り、ターゲットへのメッセージを書いた。
そして魔法をかけて飛ばしてやったんだ。
飛んでいった手紙は彼の頭に当たり、机に落ちた。
すごく警戒してる、早く読まないかな!
彼は恐る恐る紙を開き、メッセージを読んだ。
そしたら目をまん丸にして、真っ赤になった!
やった!いたずら成功だ!!
あっ、こっち睨んでる…!
その日は天気が良くて暖かかったんだ。
おまけにつまらない占い学の授業でついウトウトしてしまっていた。
眠いな…早く終わらないかな
そんなこと思っていると…
カサッ
手紙だ、どうせまた嫌がらせの物だろう。
僕を罵倒した言葉が綴られてるに違いない…
このまま捨ててやろうと思ったけど、僕は中を見たんだ
……〜〜〜ッ!!!!!!
差出人の名前は書いてなかったけど僕にはわかる!
こんなことするのはあいつだけだ!
振り返ったらニヤニヤしてこっちを見ているあいつと目が合った。
授業が終わったら覚悟しておけ…!