HTF短篇
□知ってる?
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君は私が作るお菓子目当てで私に会いにくるんだよね…
君は私のことなんて思ってるのかな?
 ̄ ̄ ̄
ナ「名無しさんの作ったクッキー美味しいよぉ」
最初は天使のような笑顔を見れるだけで私は幸せだった
『ん…ありがとう…』
でも今はナッティーの顔さえ見たくないなんて感じてきた
ナ「どしたのぅ?元気出してよぉ!」
ハイッと言って食べさしの飴を渡してくれた
『…これじゃ間接キスになっちゃうよ?いいの?』
ナ「僕はいいよぉ?だって名無しさんのこと好きだもん」
『 え 』
ナ「もちろん…」
チュッと頬に軽くキスをされ
ナ「異性としてね」
名無しさんって甘いねなんて言われて嬉しくて
『わ、私も好き!ナッティー大好き!』
とっさにナッティーに抱きつく名無しさん
ナ「知ってるよぉ!僕と顔あわすといつも名無しさん顔真っ赤だったも〜ん」ニヤ
『えぇ!?』
ナ「そんな名無しさんも可愛くて好きだよぉ!」
ぎゅうーっ
『ナ、ナッティー!苦しい!///』
最高の幸せ
(今日は名無しさんを食べたいなぁ)
(だめぇぇええ!)
(我慢できないよぉ…)
(っ…、可愛い顔してもダメだよ!?)
(チッ…)
((ナッティーが舌打ちっ!?))