巡り 廻る

□03
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フ「なってやるよ

鬼にな…」

――――

リ「はぁーっ!ここまで来れば大丈夫だろ!」

フフンと笑い

『ありがとう、リフティ…』

リ「別にいいし!」

『でもシフティが…』

リ「名無しさんのせいじゃないし気にすんなって!」ニカ

『っリフティはどうしで僕を怒らないの!?自分の兄弟が死んじゃったんだよ!?』

リ「なんで名無しさんが泣くの…?それに兄貴なら大丈夫だよ!明日になったらどうせ生き返るんだし」

『はい?』
生き返る?
そんなことあるわけがない

リ「ここは生と死の町だからな。まぁ明日になれば分かるさ」

?「そうだな…

リフティ」

リ「!?フ、フリッピー…」

フ「見ぃつけた」
ニヤリと笑いリフティのお腹にナイフを深く突き刺す

グチュッ

リ「ぐぅっ…」

『リ、リフティを離せ!』
ドンッとフリッピーを押す

フ「…!」

リフティはその場に倒れこむ

リ「はっ…俺もうダメだな。まだ名無しさんと話したかったが、…またの機会に話そう…」

目を閉じる

リフティの最後の表情は


微笑だった


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