短編
□黒白ノ猫
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ある時代 ある場所
二匹の白黒猫は 道路越しに捨てられていた
叶えたい夢がある 敵わない今がある
切望した未来のために 絶望した現実のために
君が喜劇と唄った お前は悲劇を詠った
奇遇だね 不遇だよ
愉快だね 不快だな
―――それでも俺は……!!
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