お題小説

□寝転がってパンチラ
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この話は短編小説俺の幼馴染の続きです。
未読の方は先にそちらを読むのをオススメします。


パンチラ10題
2、寝転がってパンチラ


父ちゃんと母ちゃんが今日は帰ってこないから、夕飯はサスケの家で食べる。
家は隣であるが、今日はまっすぐサスケの家に行くのだ。
帰る場所が同じというのはけっこうウレシイ。

いつまでも教室から出てこないサスケを迎えに行って、帰っている途中。
まただ、と思った。
サスケが以上に女子からモテるのは知っている。
というか、昔からサスケのことを知らないやつだって、サスケと一緒に歩いていれば奴のモテ具合が分かるだろう。
嫌でも周りからすさまじい視線を感じるのだから。

イタチ兄ちゃんもかなりモテるし、うちは兄弟はとてつもなくモテるのだ。
だが、それを鼻にかけることはなく・・・というかアプローチしてきた女子にまともに反応を返すことすらしない。


(そんなに見たってサスケは反応しないってばよ)
サスケはそういう視線、うざいって思ってるんだから。
そう思いながらも気が付けば自分の前を歩いていたサスケの横に立って、腕を絡めていた。
実をいえば、サスケがこういう風に女子から視線を浴びるのが気に入らない。
サスケはそういうのに興味ないから、そんなことを周りの女子に分からせるためにわざとこういう行動を取る。

サスケをこうやってつかまえていれば、自分のものだと周りの人に思ってもらえるってば?
そういう期待を込めて俺ってばこんな行動をとる。
(たまに、しつこく言い寄ってくるやつにも使うけど・・・な)

確かに自分たちは恋人ではないけれど、
俺にいわせれば、サスケが他人よりも俺を優先させるのは当たり前。
他の女の子たちがいうように彼氏が欲しいなんて全く思わない。
だって、本当は甘えたがりなサスケには自分が必要だってわかっているから。








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