妖精の双竜

□第2話
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翌日、マグノリア駅


ナ「大体なんでお前なんかと一緒に仕事しなきゃなんだよ!!」
グ「そりゃこっちのセリフだ!!
エルザの助けなら俺とルナとシキだけで十分だ!!」
ナ「俺はこんな仕事なんか嫌だからな!!
俺は帰る!!」
グ「あぁ帰れ。
帰ってエルザにボコられちまえ」


ル「なんでそんなに仲悪いのよあんたたち」


ただいま絶賛ケンカ中のナツとグレイ。
それを見ているルーシィはため息をついて呆れている。

ル「あの2人昔からよくケンカするんだよねー」
シ[よくやるよなあの2人]

ルナもシンを膝の上に乗せてルーシィの隣に座ってナツとグレイのケンカを見ている。

シ「ことある事にケンカして飽きないよな」
ト[実際は仲いいんだろうけどな]

シキはルナとルーシィが座っているベンチの近くの柱に寄りかかってトーマはシキの肩の上に座っている。


ル「もぉ!周りの迷惑になるから辞めなさいよね!!」

ルーシィが注意しても聞かない2人。
そんな2人を見てルナは何か思い付いたのかルーシィに耳打ちした。
ルナとルーシィは顔を見合わせて、

ル「あっエルザさん!」
ル「ヤッホーエルザ♪」

すると、

グ「今日も仲良くいってみよー!!」
ナ「あいさー!!」

と突然肩を組んで仲良さげに見せる2人。

しかし、

シ「……バカ、いねぇよ」
ト[まんまと引っ掛かったな]

エルザは居なかった。
ナツとグレイはルナとルーシィに騙されたのだ。

ナ&グ「騙したなテメェら!!!!」
ル「息ぴったりじゃない」
ル「本当は仲いいくせに〜」
ナ&グ「よくねぇ!!!!」
シ「……ハモりすぎだろ」








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