離れた空

□標的:2
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スクアーロが日本に行ってから2日後。
琥珀は談話室で紅茶を飲んでいた。
すると、


?「こーはーく♪」


ぎゅっ


「ベル、どうした」


金髪で目が隠れている男子、ベルが琥珀に抱き付いてきた。


ベ「スクアーロが帰って来たっぽいぜ♪」
「そうか、なら行くか」


琥珀はカップを置くとソファから立ち上がりベルとともに会議室に向かった。



――――――――――――――――――――


会議室に行くと既にスクアーロ以外のメンバーがそろっていた。


?「やっと来たのね2人共」
べ「うししっ」
「?スクアーロはどうした」


琥珀が椅子に座りつぶやくと、


バンッ


ス「う゛おぉい!!帰ったぞぉ!!」


スクアーロが乱暴に扉を開けて入って来た。


マ「ちゃんととって来たんだろうね」
ス「おぉ!これだぜぇ!!」


スクアーロがXANXUSに向かってボンゴレの紋章が入っている箱を渡した。
XANXUSはその箱を開けて中を見た。
すると琥珀は何かを感じたのか椅子から立ち上がりXANXUSの隣まで来た。
そして箱からリングを1つ取った。


?「貴様!!何を…!!」


1人の男が琥珀に向かって何か言おうとしたとき、


バキッ


全「!!」


琥珀が手に取ったリングを壊した。


?「貴様!!なんてことを!」
「偽物を壊しただけだ。
と言っても…これ全てが偽物だがな」


と琥珀がそういうとXANXUSも手に取っていた大空のリングを壊した。


「騙されたなスクアーロ」
ス「んなぁ!!何ぃ!!」


スクアーロは騙されたことに対し怒りで震えていた。
するとXANXUSは椅子から立ち上がった。


X「日本へ発つ。奴らを根絶やしにしてやる」


それだけ言うとXANXUSは会議室をでた。


「…あの調子だと明日の早朝に出るな」
ベ「それって日本にいってほかの候補者を殺すってことだよな」
「あぁ…」
ベ「うししッ!超楽しみ♪」


琥珀も会議室を出て部屋に戻った。
部屋につくとそのまま必要なものだけ荷物としてまとめた。
まとめ終えると琥珀はベッドに横になった。


「日本…か…」


琥珀は嫌なことを考えないようにして眠りについた。


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