春うらら 番外編

□第四十四話 そのあと
1ページ/1ページ

仁王宅にて。





「「「「「カンパーイ!」」」」」
「あー、腹減った!もう食っていい?」
「お肉に火が通ってたらいいよ。…ごめん仁王さん、これ持っていって」
「ほーい」
「あ、わりぃ。俺も手伝う。これも運んでいいか?」
「すみませんジャッカルさん。お願いします」
「うわぁ、良い匂いしてきたッスねぇ〜」
「これ、もう肉大丈夫じゃねぇの?」
「ブンちゃん味見してみんしゃい」
「……お前、火通ってるかどうか毒味させる気だろ」
「プリ、」
「……おい、ジャッカル!お前食ってみろよ!」
「俺かよ!」
「あーもー、私が確かめるから!…………うん、大丈夫。食べれるよ」
「よっしゃぁ!いっただっきまーす!」
「美味いッス先輩!肉最高!」
「食うのはやっ!」
「うん。我ながら美味く出来た」
「肉こんだけしかねぇの?」
「まだあるぜよ。鍋に入らんかっただけ」
「締めはうどんが食いたいな」
「あ、いいですね!ジャッカルさんの案でいきましょう!」
「えぇ〜、雑炊だろぃ」
「俺も雑炊がいいッス!」
「えぇ〜……仁王さんはどっちが良い?」
「………ラーメンがいいナリ」
「「「「ラーメン?!」」」」
「ラーメンは邪道だよ仁王さん」
「あぁ、ラーメンは邪道だろぃ」
「俺もラーメンはちょっと……」
「雑炊がいいッス!」
「プリ、」



エンド!

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ