庭球のお話

□SとMの話2
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一人でしてな見ててあげる。
冗談かと思っとったら本気で見ててくれるらしい。ソファで足を組んで座る彼女の前に正座して、待機中。許可を出すまで触るなと言われて、かれこれ30分はこのままじゃ。もうそろそろえぇよな…?

「名無しちゃん」
「ん?」
「あの、触ってもいい…?」
「まだダメ」
「あ、」

グリ、とズボン越しにちんこを踏まれて鳥肌が立った。思わず声が漏れる。俺の声に満足そうに口の端をあげた彼女はグリグリとなぶるように踏みつけてくる。

「いっ、た…あ、ん!」
「痛いとか言うわりに気持ち良さそうじゃん」
「ぁ、アッ…そん、ぁ」

グリグリグリグリ。
名無しちゃんの足が俺のを踏んどる。この光景だけで気持ちいい。痛いはずなのに名無しちゃんの足だと気持ち良くてたまらん。足をペロペロしたかったけど、何となく触ったら怒られそうな気がしたから両手を膝について我慢。

「いっ、名無しちゃ、イッ、ふぁ」
「そんなに痛いの?じゃぁ、止めよっか」

そう言って足を離そうとする彼女。離して欲しくなくて、ついふくらはぎを掴んでしまった。怒られるかと思いきや、特に何も言われんかったら衝動に任せてペロペロと舐める。

「んっ、くすぐったい」
「名無しちゃんの足、おいしい」

ペロペロペロペロ。
ひらすら舐める。ふくらはぎ、足首、足先。余すことなくペロペロ舐める。全然嫌な匂いなんかしないし、仄かに甘い味がする気がして、いくらでも舐めていられる。名無しちゃんの足、最高じゃ。
舐めながらチラリと彼女を見たら、やらしい顔をして笑ってたから嬉しくなって、もっと色んな所が舐めなくなった。

「名無しちゃ、」
「ん?」
「他のとこも、舐めて、い?」
「だーめ」

やらしい顔しながら拒否。ひどい。絶対名無しちゃんもセックスモードのはずなんに。でも拒否されても興奮する俺、なんてドM。

「な、んで?ペロペロし、たい」
「また今度ね。今日はそこだけ。はい、舐めながらパンツ脱いで。踏んであげる」

にっこり笑ってそう言われて、ゾクッとした。踏んでくれんの嬉しい。ペロペロ舐めながらベルトを外すと、名無しちゃんがじっと見とるのに気がついて、もっとゾクゾクした。ヤバいエロすぎじゃろコレ。
早く踏んで欲しい気持ちと、見られてることに興奮し過ぎて、少し舐めるのが疎かになった。

「ちょっと。ちゃんと舐めて」
「ンッ!」

ぐっと口の中に足の指を入れられる。むせそうになるのを我慢したら涙目になった。必死に足の指を舐めて、ズボンとパンツを下ろしたら口から足が離れていった。

「あ…」
「アハハ、足、ベタベタ」
「頑張って舐めたもん」
「そだね。ハイ、ごほうび」

ビチャ、グリグリ。
俺のよだれでベタベタになった名無しちゃんの足が俺のを触る。ズボン越しよりダイレクトに伝わる感触と、よだれという潤滑剤でさっきとはケタ違いに気持ちいい。

「ひぁ、ああっ、ん!ふぁン、」
「ね、気持ちいい?」
「ンァ!ああっ、う、ん!きもち、イ」

グチャグチャ、ヌルヌル。
俺のよだれだけじゃなくて、先っぽから出てきた我慢汁も加わって、片足じゃなくて、いつの間にか両足でイジられてるから気持ち良くて仕方ない。雑に触られて痛く感じる時もあるけど、その痛みでちんこがジンジンしてきて、すっごい気持ち良い。

「仁王、口からよだれ出てるよ」
「アッ、じゃっ、てぇ、きもち、い、ああっ」

自分でもよだれが伝ってるのが分かる。でも気持ち良すぎて拭うのも億劫じゃ。イくのを我慢するのに必死。膝を掴む手に力を込めて我慢してるけど、その我慢もそろそろ限界に近い。

「そろそろイきそうだね」
「うぁっ、イきそ、あン!イッ、ても、い?」
「イきたい?」
「んぅ、イき、たああっ、」
「じゃ、いいよ」

ガリ、と先っぽの部分を爪の辺りでひっかかれた。最高に痛くて、最高に気持ちよかったから、びゅるるびゅるっ、と勢いよく精子が飛び出して名無しちゃんの足にかかってしまった。

「うわ!いっぱい出たね」
「ご、ごめん!」

ティッシュで拭こうとしたら、いいよ、と言って名無しちゃんは太ももにまで飛んだ精子を指ですくって舐めた。

「なな何しとんの!」
「まっずい、生臭い、しょっぱい」
「当たり前じゃし」
「舐めてみ」
「え、いら、んぅ!」

無理やり口の中に精子付きの指を突っ込まれる。口の中に広がる味に顔しかめると、彼女が嬉しそうに笑うから、また勃起しそうになった。



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