バサラで意味のない話

□織田軍!
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「濃姫様、一緒に寝てください!お願いします!」
「あら、名無しどうしたの?枕なんて持って」
「光秀が夜な夜な怖がるあたしにオバケの話してきて一人で眠れなくなりました…」
「…名無しあなたオバケが怖いの?」
「怖いよ!当たり前じゃん!」
「……どうして?」
「実態がないからだよ!呪い殺される…!」
「ハァ…。あなた考えすぎよ」
「そんなことない!」
「名無し〜名無し〜、隠れてないで出てきなさ〜い」
「うわ、光秀だ!わざわざ追いかけてきた!」
「名無し部屋から出てってちょうだい」
「冷たっ!濃姫様冷たっ!なんで?!」
「光秀が部屋に来たら私まで眠れなくなるじゃない」
「あれ?濃姫様も光秀の怖い話嫌いなの?」
「違うわよ。光秀があなたをイジメると長いから付き合いたくないの」
「うわ、ひど!」
「はい、出てってちょうだいね。また明日おやすみ」
「ぎゃー!濃姫様の鬼!追い出さなくてもいいじゃん!」
「おや、名無しこんなところにいたのですか。さぁ、早く部屋に戻りますよ。寝る前のお話をしてあげますから」
「いらないよ!怖い話嫌いって言ってんじゃん!光秀のバカ!………蘭丸〜!一緒に寝よう!」
「うわ、名無し!なんだよ!蘭丸は今から寝るんだから邪魔すんな!」
「いいじゃん!一緒に寝よう!蘭丸大好き!いけめん!」
「……仕方ねぇなぁ!今日だけだぞ!」
「やったー!」
「おやおや名無しは今日ここで寝るんですね。仕方ありません、不本意ですが私の話をあなたにも聞かせてあげましょう」
「いらねぇよ!お前は蘭丸の部屋に入ってくんな!」
「いいぞ、いいぞ!もっと言え蘭丸!」
「………むか〜しむかし、あるところに」
「「聞けよ!」」




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賑やか織田軍。
騒ぎすぎて信長様が怒鳴りこんで来たら面白い。

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