バサラで意味のない話

□武田軍!2
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「おっだんご♪おっだんご♪おっいしいっなあ〜♪」
「…」
「んー、三色だんご最高!」
「…」
「あんこも最高だね!」
「…」
「きな粉もs「名無しちゃん」
「ぎゃああ!………………え、さ、佐助?!な、なんでいるの?!」
「アハハー、ただいま任務から帰還いたしましたー」
「あああ、そ、そうなんだ!おおおおかえり!早かったね!」
「はい、ただいまー。予想より早く片付いてさ。………で?名無しちゃんはなにやってたの?」
「え」
「な に や っ て た の ?」
「え、えっと……その…」
「俺様には団子を思いっきり頬張ってるように見えたんだけどさあ、違うよね?」
「あ、あの…」
「もうすぐ夕餉だってのに、まさか団子食べてたなんてこと、ないよね?」
「うっ」
「この前『夕餉前に団子などの甘味類を食べません』って約束したばっかりなのに、まさか違うよね?」
「うぅ…」
「ねぇ、名無しちゃん、違うよね?」
「…ご、…」
「ご?」
「ごめんなs「名無し殿ー!!新しい団子持ってきましたぞー!」
「………」
「………」
「ちょっと…名無しちゃん」
「は、はい!」
「どういうこと?」
「え、えっとですね………幸村の鍛練に付き合ったら(素振りのみ)小腹が空きまして………つい…」
「つい、じゃないよ!夕餉前に旦那に団子食べさせるのやめてって、俺様言ったよね?!それに、旦那に団子取りに行かせて自分はのんびり座ってるとか何やってんの!?」
「ご、ごめんなさーい!」
「ちょ、もう、マジ信じらんないんだけど!名無しちゃんそこに正座して!」
「えぇ?!説教?!任務から帰ってきて速攻説教?!」
「俺様だって好きで説教するんじゃないから!」
「なら、しなきゃ良いじゃん!」
「屁理屈こねないの!」
「名無し殿ー!団子持ってきまし………さ、佐助?!もう戻ってたのか?!」
「アハハー、ただいま帰還しましたー。はい、旦那もそこに正座して」
「なんと?!」
「幸村ごめん!団子食べてるとこ佐助にばれた!」
「なっ!………そうか…なら仕方ない…。だが、佐助!少し待ってくれ。せめてこの団子だけでも食べてからに…!」
「え、旦那何言ってんの?!駄目!団子駄目!」
「…(犬に『待て』覚えさせてるみたい)…」





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佐助はオカン。
おやつをドカ食いする子供たち(幸村とヒロイン)に手を焼くオカン。

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