バサラで意味のない話

□北条軍!2
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夢主は風魔と筆談する技を身に付けた!

「で?何買うの?」
『抹茶』
「あー、じぃさまお茶好きだもんね」
『と、後もう一品何か贈りたい』
「んー……お団子とか?」
『それはお前が食いたいだけだろう』
「ちっ、バレたか」
『お前は毎日団子ばかり食べ』
「うわあ!やめて!そんなこと書かないで!」
『なら改めたらどうだ』
「うるさいなぁ。小太郎もこの前一緒にお団子食べたじゃん!同じじゃん!」
『あれは気の迷いだ』
「意味わかんないんだけど。…………あ、このかんざし可愛い!」
「いらっしゃい。試しに付けてくれても構わないよ」
「ありがとうございます!………どう?似合う?」
『似合わなくもない』
「………小太郎って褒めてんのかどうか分かりづらいよね」
『それはお前の頭が悪』
「ちょ、やめて。書かないで!……ったく、もういいし」
『買わないのか?』
「居候の身で無駄使いなんて出来ませんからね」
『そうか』
「さて、寄り道終わり!お抹茶を買いに行きますか!」





「じぃさま喜んでくれて良かったね」
『あぁ』
「すんごい喜んでたじゃん。アレたぶん泣いてたよ」
『お前の料理にも感激していたけどな』
「釣った魚を焼いただけなのにねぇ。でも、あんなに喜んでもらえて良かったよ…………ん?なに?」
『やる』
「え。…これ……あの店のかんざしじゃん!なんで?!」
『今日の買い物に付き合わせた礼だ』
「………こ、小太郎ってばそんな気遣いが出来るだなんて……なんてイケメン!」
『いけめん、とはなんだ』
「え、イケメンはイケメンだよ」
『だからなんだそれは』
「えぇ〜…。イケてるメンズの略だけど」
『いけてるめんず?』
「イケてるメンズの意味もわかんないの〜?小太郎ったらお馬鹿さ…いたたたた!いったい!離せ!」
『無性に腹が立った。お前が悪い』
「ぎゃぁぁ!割れる!頭割れる!ごめん!ごめんなさいぃぃいいぃぃ!」





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じぃ様のお誕生日を祝う二人。
せっかく良い雰囲気になっても夢主のオッパッピー具合で全てパーになる。
夢主・風魔ともに好意があるかは不明。

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