バサラで意味のない話

□豊臣軍!2
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「名無し様」
「……うぅん…」
「名無し様、朝でございます」
「うぅ……。もう朝ぁ?」
「はい。今日も良い天気ですよ」
「へぇー………………………え?」
「?」
「え、な、」
「名無し様?いかがなさいました?」
「いや、いやいやいやいやいや!どうしたの!みっくん!」
「みっくんなどと…。三成と呼び捨てて下さい」
「呼び捨て!?」
「はい。どうぞ、三成と」
「えぇ!?ちょ、えぇ!?どうしたの、みっくん!この前呼び捨てにしたら『貴様に馴れ馴れしく呼ばれる筋合いなどない!』って言ってたじゃん!」
「わ、私がそのような失礼な言動を?申し訳ございません!死んでお詫びを」
「ぎゃぁ!やめて!刀しまって!」
「しかし、名無し様に無礼な口利きを」
「いいから!大丈夫!全然気にしてないから!」
「…………名無し様はなんとお優しい方なのでしょう」
「…………みみみみっくん、ほんとどうしたの?」
「? 何かおかしいでしょうか?」
「おかしいとこだらけだよ。話し方もそうだし、朝起こしてくれるなんて今までなかったじゃん」
「朝のお声掛けをさけて頂いたのは刑部に指示されたからでございます。私などが名無し様の眠りを妨げるわけにはいかぬ、と申したのですが」
「刑部ーーー!刑部ーーー!どこだー!でてこーい!」
「名無し様?!どちらに行かれるのですか!名無し様ー!」


「刑部ーーーー!」
「ひっひっひ。呼んだかえ?」
「刑部!みっくんがおかしいんだけど!ちょー優しいんだけど!」
「ひっひっ。面白そうなまじないがあったから試してみたらこの通りよ」
「すぐに解いて!」
「それが解き方がわからんでのぅ。ひっひっ」
「それ笑い事じゃなくね?!」
「まぁ、いいじゃないか」
「どこが?!みっくんがおかしくなったんだよ?!半兵衛の人でなし!」
「名無しに対しておかしくなってるだけだ。そこまで心配することじゃないだろう」
「え、わたしにだけ?」
「あぁ。他の者にはいつも通りだった。名無しも三成に冷たくあたられるよりこの方が良いんじゃないかい?」
「いやだよ!あんなのみっくんじゃない!冷たくてこそみっくんだよ!」
「ひっひっひ。名無しは『まぞ』よの」
「どこでそんな単語覚えたの?!」
「名無し様、こちらにいらっしゃったのですか」
「うわっ!みっくん!」
「あまりお一人で行動なさらないようにお願いします。どこかに行かれる時は私を連れて行って下さい」
「え」
「私があなた様をお守りせずに、誰があなたを守るというのです」
「えぇぇぇぇぇ、重いよみっくん、気持ちが重い」




 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
落ちナシ山ナシ意味ナシ。
三成に敬われたかっただけで書いた。
反省してます。

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