バサラで意味のない話

□武田軍と伊達軍!
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「じゃーん!デジタルカメラでーす!」
「Oh…これがcameraか…It's cool…!」
「こ、こここ、このようなもの!!」
「ちょっ!幸村やめて壊れんじゃん!」
「このような小箱で某たちの姿を瞬時に写し出すなど妖怪の仕業としか考えられませぬ。早く壊してしまわねば…!」
「お前まだ妖怪なんぞ信じてんのか。ガキだな」
「うっ…」
「だーいじょうぶだよ。魂なんか抜かれるわけないって」
「で、ですが…!」
「そんなに不安なら写真撮るとき手繋いであげようか?」
「え」
「そうすれば怖くないでしょ?」
「お!お、お願い致しまする!」
「オッケー、任せなさーい」
「Hey、名無し」
「ん?」
「俺も怖くなってきた」
「…は?」
「俺もcameraに写るの怖くなってきた」
「いやいやいや。さっきまで余裕だったじゃん」
「急に怖くなった」
「え、なにこの子」
「政宗殿、良ければ某が手をにぎ」
「Nooooooo!お前じゃねぇんだよ!」
「なんと!?」
「ほれ名無し、手ぇ貸せ」
「はぁぁぁ?やだよ」
「Why!?」
「右手は幸村と繋いで左手は小十郎さんと繋ぐから」
「は…?小十郎…?」
「うん、小十郎さんが繋ぐって言ってた」
「こじゅぅぅろぉぉぉ!」
「右目の旦那ならまだ畑にいたよー」
「あ、佐助!今日の晩御飯なぁに?」
「ちょっと名無しちゃん。俺様の顔を見て第一声がそれってどうなの」
「え、今日はご飯作んないの?」
「いや、そういうわけじゃ…」
「佐助!今日の夕餉はブリ大根が食べたいでござる!」
「それいい!味の染みた大根食べたい!」
「……はいはい。わかりました」
「さっすが佐助!晩御飯楽しみー!」
「すまない。待たせたな」
「あ、小十郎さん」
「もう撮ったか?」
「ううん、これから。よっし!みんな揃ったし撮りますか!」
「stop!まだだ!」
「政宗殿、そんなに怖いのであれば某が手をつ」
「Nooooooo!お前じゃねぇつってんだろ!」
「なんと?!」
「ほらほらみんな!あと10秒だよ!幸村ほら!早く手繋いで!小十郎さんも!」
「え、ちょっと何それ!二人ともズルい!俺様は?!」
「Hey!名無し俺は?!」
「えぇ?私もう両手塞がってるし、二人で繋いどけば?」
「「はぁぁぁ?!」」



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カオス。グダグダ続きそうだからぶった切った。小十郎さんも実は写真に写るのが怖くて手繋ぐことにしてたり。可愛い。

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