ナギとの熱い夜

□ナギのチョコバナナ
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「ナギ、あのね・・・」

私は厨房に立つナギに声をかけた。

「なんだ?」

「教えて欲しいことがあるんだけど・・・」

「・・・・・・ああ」

「あの、チョコレートが固まらないようにするには、どうすればいいのかな?」

ちらっとナギを見上げる。

ナギはいつもと変わらぬ表情で言った。

「チョコを湯煎にかけて溶かして、生クリームか牛乳を混ぜてみろ」

「なるほど!それで生クリームは?」

「・・・あるよ」

冷蔵庫からナギが生クリームを出してくれた。

「何を作るんだ?」

「え?あ・・・っと、内緒」

「・・・・・・?」

怪訝そうな顔をしながらも、ナギが手伝ってくれる。

私はとろとろに溶かしたチョコレートを皿に移した。

「あ?どこに持ってくんだ?」

「なっ・・・ないしょ!!」

誤魔化し笑いをしながら、私は部屋に向かった。





「お願いがあるの」

「どーした?」

「何も聞かずにここに座って欲しいの」

私はイスを指差した。

「???」

不思議そうな顔をしながら、ナギがイスに座る。

「それから、何も訊かないで私のしたいようにさせて?お願い」

「・・・わかった」

ナギのまっすぐな瞳が眩しい。

私はナギの頭に結ばれたバンダナを解き、それで目隠しをした。

「!!!」

「じゃあ・・・するよ?」

私はナギの脚の間に座った。

そのままゆっくりとナギのズボンに手をかけ、ファスナーを下ろす。

そして下着の上からナギ自身に触れた。

「○○○!?」

「ナギ・・・大好きだよ」

ナギ自身を取り出し、優しく擦る。

私の手の中でナギがドンドン大きくなっていく。

「・・・○○○」

甘いナギの声が私の耳をくすぐった。



ナギ・・・もっともっと気持ちよくさせてあげるからね。



私はさっき溶かしたチョコレートを熱く猛ったナギのモノにたらした。

「!!!」

ナギの体がピクッと跳ねる。



いつも私の隅々まで愛してくれるナギ。

私だってナギの全部を愛したい。

でもまだナギを満足させる自信がなくて。

こんな方法しか思いつかなかったの。





私はチョコを舐め取るように、ちょろちょろと舌先を動かした。

「んぁっ・・・」

小さな声がナギの口から漏れる。

それを何度も繰り返した後、今度は舌を広げ、ベロリと舐め上げた。

「ああ・・・あっ・・・」

切なそうなナギの吐息。

ナギが感じてくれている・・・そう思っただけで、私の下半身も熱く疼きだす。

もう一度チョコをたらし、私は口いっぱいにナギ自身を頬張った。

大きすぎて顎がつらい。

喉の奥まで犯される気分になる。

「○○○のナカ、温けぇ・・・」

ナギがつぶやいた。

私はそろそろと頭を動かす。

歯をあてないよう気をつけて、吸い付きながら――。

「んっ・・・スゲー気持ちイイ・・・」

少しかすれた低い声。

ナギの声で私の奥から愛液が滴る。

私は舌を尖らせ、ナギ自身の溝を舐めた。

同時に手でも愛撫を始める。

じっくりと時間をかけて、ナギを攻めたてる。

「あっ・・・あっあっ・・・」

ナギが声を上げ、私の頭をガシッと押さえた。

「イク・・・」

その声と同時に私の口の中に、ナギの白濁が注ぎ込まれた。



こくり



私はそれをすべて飲み干す。

「スゲーよかった。ありがとう」

ナギが目隠しを外し、優しく私を抱き寄せた。

「今度は俺がお前をイカせてやるからな」

「ナギ・・・」

ふわりと抱き上げられ、ベッドに横たわされる。

ナギの大きな体が私に覆い被さった。

「愛してる・・・」

琥珀色の瞳が、私を捕らえた。








end.


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