キミの言葉*
□39:振り返り
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〜主人公視点〜
どうも鈴野藍花です
今日はとてもいい天気で、木枯らし荘の倉庫で見つけたフルートを吹いていた
フルートは私の唯一出来る楽器
何で私が吹けるのかって言ったら…うん、自分でもよくわからないんたけどね…
まぁ、その話しは置いといて…
そのフルートを吹いていると何故か神童君と霧野君が突如現れました。
神童君を見て、不覚にもドキッとしてしまう自分がいる…
でもこのドキッは、何でかは分からない
なんでそんなことを思ってしまったのか…
いきなり現れたから驚いただけ、だとか。
こんな気持ちになるのは、音楽室でピアノを教わった時から…
…まぁ、きっとビックリしただけだよ、きっと
そして、さっきまで私は何故か、神童君と霧野君の前でフルートを吹いていました。
霧野君が聞くって言うから…
って、何で天馬君みんなが来るって言ってくれなかったんだよぅ…
聞けば「あっ!忘れてた…」だって…
軽く傷ついたんだけどな…
そう思いながら、私は台所で人数分のコップを用意してお茶を入れる
それをお盆に乗せて天馬君の部屋に入った