キミの言葉*
□42:幻影学園
1ページ/4ページ
【ピーーーッ!!】
試合開始のホイッスルがピンボールスタジアムに響く。
ついに、雷門対幻影学園の試合が始まった
開始早々、ピンボールスタジアムの仕掛けが作動する。
天馬「ぅわぁああ!!!??」
瀬戸「天馬ぁあ!!!」
天馬君のパスしたボールがいきなり飛び出てきたバンパーに跳ね返り、そのまま天馬君へぶつかって転んだ。
同時に隣で水鳥が叫ぶ。
次に倉間君がボールを奪取しようとするが、今度は突然出て来たポールにぶつかってしまった
─────っ!
今、転けたとき軽く足を…
相手全員はやっぱり仕掛けとボールの動きが分かっている…。
瀬戸「ピンボールってこう言うことかよっ…!!」
影山「あれじゃあゲームが組み立てられない!!」
速水「これじゃあ勝ち目ありませんよ…」
ベンチで水鳥に続き、輝君と速水君が言う。
勝ち目がない…?
…いや、必ずどこかに隙がある。
絶対に…見つけ出して……必ず、勝つ。
フィフスセクターなんかには、絶対に負けないよ。
私は、勝つって…信じてる。