キミの言葉*
□45:王様ゲーム
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〜神童視点〜
隣に鈴野がいる
キャラバンに乗るとき、悔しいけど狩屋か霧野を選ぶと思った。
だから諦めかけて見ていた。
だけど鈴野は目があって俺と乗るって言う。
…まぁ、みんなから逃れるために出任せで言ったことは分かっていたけど。
こうして、隣に座れたことが何より嬉しかった。
山菜「藍花ちゃん♪」
藍花「…はい?」
──パシャッ
藍花「…ほぇ?」
山菜「ふふッ…シン様とに藍花ちゃんのツーショット頂き♪…シン様とお似合いだね…!」
っ!!?
山菜は時々、凄いことをサラッと言うと思う。
藍花「…茜ちゃん。私撮っても良いことないから、今すぐ消そう。」
…スルーか。
それはそれでいいんだけど