キミと俺との恋愛事情。

□知ってしまった事実
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「つっかれたー」

「あ、狩屋お疲れ。」



部活が終わってロッカーまで行くと霧野先輩が着替えながら声をかけてきた

俺はお疲れ様ですと答えて着替え始める


因みに部室の更衣室には俺と霧野先輩だけ
他の先輩はもう既に着替え終わっている

…何で俺が遅いのかって?

天馬君と信助君に何故か追いかけられていたからだ。

だからずっと逃げ回ってくたくただよ畜生!!


あ、霧野先輩については俺も知らない。



「ほら、早く着替えろよ〜鍵閉められないだろー」

「うっさいな!今、着替えてるじゃないっスか!!」



それに外にはまだ天馬君と信助君だっているよ…!


先に着替え終えた霧野先輩は、鍵をぐるぐる回しながらあくびをしていた

腹立つな…。



「…てゆーか、何で鍵?…その仕事はキャプテンである神童先輩がすることなんじゃ…」



だって今日、神童先輩いたけど

俺がそう聞くと一度鍵を回すのを止めて苦笑した



「神童なら、先に帰ったよ。武藤待たせてるからってな」

「じゃぁ、もう帰ったってことですか!?」

「あーうん。まぁ、お前が知らないだけでいつもの事だけどな」



苦笑したままそう言うと、また鍵を回し始めた



「…先輩も暇人ですね((ボソッ」

「おいお前聞えたぞこら。」



あ、聞えちゃってましたか〜あはは

……はぁー。羨ましすぎだろ神童先輩…!!



「……、」

「…なんスか。じと目やめてくださいよ」

「お前さあ…」

「…何ですか?」

 
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