キミの言葉

□03:二年生
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天馬「え!!学校行ってないの!?」

藍花「…ん。だって、お金だって払えないし…」



お昼。早速、秋さんが作ってくれたご飯を秋さんや天馬君と食べていると、突然天馬君がどこの学校に行っているのか聞かれた。


勿論、当然家もお金も何も持ってないから学校なんかに行ってられない。

前行ったところは止めちゃったしね…



天馬「えー!!…今何歳なの?何年生?」

藍花「…13歳。だから、中学二年生だよ」


私がそう言うと天馬君は再び驚いた


天馬「え!?先輩!!?」

藍花「…中学二年生に見えない?」

天馬「て、てっきり同い年かと…。」

藍花「…意味一緒だよ、それ。…やっぱり二年に見えないんだ…」



なんだか少しショックだ…

そりゃあ、まぁ……背が低いのは認めるけど…。

…自覚はあるけど、人に言われると結構きつい。



そんなことを思っていると、秋さんが私の方を向いてにっこりと笑って言った



秋「雷門に転入したらどう?」


その言葉に私と天馬君は目を点にした。


「「えーーー!!!」」


私達は同時に大声を出した


藍花「…学校…!?」

秋「ええ。お金のことなら任せて、
知り合いにそういう子を免除してくれる人がいるの。」


私は勿論大はしゃぎ。

だって、行けるから!


でも、その気持ちとは反面、少し心配になった


 
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