キミの言葉*
□45:王様ゲーム
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浜野「ちゅーかー、暇だしー。何かする事ない?」
隣で浜野がお菓子を食べながら大声で叫ぶ。
南沢「野球拳」
倉間「黙ってください、南沢先輩。次そんなことぬかしたら、殺しますよ★」
南沢「スミマセンデシタ。」
そして南沢先輩の発言にすかさずつっこみを入れる倉間。
倉間は南沢先輩といるときだけ黒くなるな…。
…霧野もか。
すると後ろの方で天馬の声が聞こえた。
天馬「王様ゲームしましょうよ!」
藍花「…王様ゲームって何??」
鈴野はどうやら王様ゲームが分からないようだ。
「「ぇえ!!!??」」
みんなはその事に目を見開いて驚いている。
…俺は、前まで知らなかった。
だから今は分かるけど。
狩屋「あのね、藍花。くじを1人ずつ引いて……」
後ろの席の狩屋が身を乗り出して鈴野に説明を始めた。
藍花「…楽しいの?……なら、やってみたい…」
狩屋「でもくじは…?」
狩屋がそういうと確かに…とあちこちから声が聞こえ出す。
天馬「心配無用です!そんなこともあろうかと用意してきました!!」
「「天馬、お前、サッカーに関する事とそういう事だけ用意周到だな!!」」
天馬「ありがとうございます♪」
「「褒めてねぇよっ!」」
天馬「まぁまぁ、先輩やりましょう!!」
そうして、いきなり恐怖の王様ゲームが始まった。