short story

□黄瀬誕生日記念
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「黒子っちー!」



突然現れた黄瀬が黒子に抱きつこうと襲いかかってきた。





だがそれを
難なく避ける黒子テツヤ。





「うっ!!」





勢い余り床に顔面直撃。










「黄瀬くん、大丈夫ですか?」


「黒子っち、ひどいっす!!」




「大丈夫みたいですね...。」







黄瀬の言葉を完全無視する黒子。




「それで黄瀬くん。僕に何か用ですか?」




「黒子っち!今日、何の日か覚えてるっすか?」






「今日、ですか?」




目をキラキラと輝かせながら黒子の答えを待つ黄瀬。








「...。」


「......。」



「.........父の日、ですか?」



「ちがぁーう!それは昨日っすよ!」


「そうですね。」



黒子の返答に肩を落とす黄瀬。





すると




「黄瀬くん、この後ヒマですか?」


「えっ?...Freeっすよ?」


「それはよかったです。では行きましょうか。」

「行くってどこにっすか?」


「ついて来ればわかります。」



そう言って
スタスタと先に行く黒子。




「ま、待ってっすよ!黒子っち!!」
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