夢小説〜short〜

□吉野裕行:「気になるあいつ」
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「気になるあいつ」


なんでこんなにあいつの事が気になるんだろう・・・

俺はあいつの事が好きなのか?

わっかんねぇ・・・。

まぁ・・・いいや・・・収録に行こう・・・


「おはようございます。」

『おはようございます!よっちんさん!」

こいつが俺が気になっている後輩の「名無しさん」だ・・・

「おぅ・・・おはよう」

『よっちんさんってなんかいつも眠そうですよね〜。」

「そうか?」

『はい!すっごく眠そうです!』

「はっきり言うなよ・・・」

こいつはいつもストレートに言う割には・・・

「でも・・・お前緊張してるだろ?いつものことだけど・・・」

『そ・そんな事ないですよ!』

そう・・・こいつは嘘が下手だ・・・

「お前ほんとわかりやすい・・・」

『なっ!』

「ほら・・・収録始まるぞ?」

『が・頑張ります!』

「やっぱり緊張してるんじゃねぇか・・・」

『うぅ・・・・』

〜収録終了〜

『あぁ・・・やっと終わった〜』

「お前今日1回かみかけたな・・・」

『それは言わないでください〜!』

「まぁ・・・いいや・・・飯食いに行くぞ」

『はぁ〜い!』

〜店到着〜

「じゃあ・・・いつもの恒例やるか・・・」

『了解です!!』

「いらっしゃいませ!何になさいますか?」

「えっと・・・チョコレートパフェとチーズケーキと抹茶クリーム添えのモンブランで」

『私はバニラアイスと苺のパフェとチョコの星型ケーキで!』

「かしこまりました」

「ふぅ〜・・・」

『甘いものを一番最初に食べるのが私の習慣にもなってきました!』

「まぁ・・・いつも俺と一緒に飯食いに行ったらこうなるってことをお前も分かったしな」

『そうですよね〜』

「そういえば名無しさんは俺に付き合って甘いもの食ってるのか」

『違いますよ?』

「じゃあなんで食ってんの?」

『う〜ん・・・単に甘いものが好きだからですかね?』

「ふ〜ん」

『どうかしましたか?よっちんさん?』

こいつは鈍感なのか・・・。

俺の気持ちに全く気づいてないみたいだけど・・・

俺も正直・・・名無しさんの事をどう思ってるか・・・わかってないんだけどな・・・

「お待たせしました!」

『おぉ〜きた〜!』

『よっちんさん早く食べましょう!』

「あぁ・・・じゃあ・・・」

「『いただきます!』」

〜食事中〜

「ん?」

『なんですか?よっちんさん?』

「お前・・・クリームついてる・・・」

『え!?どこですか!』

「(ほっぺたをさして)ここ・・・」

『ここですか?』

「違う・・・こっちだっての・・・」

『あ・・・ありがとうございます・・・』

「別にいいけど・・・」

〜食事終了〜

「『ごちそうさまでした!』」

『あぁ〜美味しかった〜!』

「名無しさんって本当に幸せそうに食べるよな〜」

『そうですか?』

「俺から見たお前は幸せそうに食ってたけど?」

『見てたんですか・・・・・』

「おい・・・変な意味でとるなよ?」

『とってないですよ〜』

「さぁ〜て・・・帰るか・・・」

『はぁ〜い!』

〜家までの帰り道〜

〈あ!名無しさん!それに吉野さん!〉

「あぁ〜!葵じゃん!」

この子は「葵」名無しさんの親友の子・・・。

『こんな夜に1人で何やってんの?』

〈えっとね〜先輩達と今まで飲んでたんだ〜〉

『そうなんだ〜!』

〈名無しさんは吉野さんと飲んでたの?〉

『ううん違うよ〜』

〈じゃあ何してたの?〉

『今まで甘いもの食べてたんだ〜』

〈へぇ〜そうだったんだ〜〉

「(女子トークやってるし・・・)」

〈あ・・・そろそろ帰るね〜〉

『わかった〜じゃあまたね〜!』

「・・・。」

『あれ?どうしたんですか?よっちんさん?』

「別に・・・」

『まぁ・・・いいや・・・帰りましょうよっちんさん〜』

「あぁ・・・」

〜名無しさんの家の前〜

『ここまで送っていただいてありがとうございます!よっちんさん!』

「別にいつものことだし慣れたよ・・・」

『じゃあ・・・また明日!』

「・・・」

「ちょっと待てよ・・・」

『はい?』

「chu」

『え・・・・・。』

「これでもまだ気づかないのか?」

『いや・・・あの・・・』

「俺・・・お前の事が好きみたいだ・・・」

『えっと・・・・・・。』

「ったく・・・ゴホン!」

『?』

「返事はYes?orkiss?(清春風)」

『///」

「さぁ・・・どうするぅ?」

『Y・Yes///」

「認めねぇ・・・(笑)」

『え・・・えぇ!!』

「早く・・・」

『じゃ・じゃあ・・・Kiss///』

「認める(笑)」

こんな風に俺はあいつが好きになった・・・

ずっとこの関係を続けて以降と思う・・・

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