夢小説〜short〜

□吉野裕行:「これって運命!?」
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「これって運命!?」

俺は吉野裕行・・・シグマセブンに所属しているいわゆる・・・

声優っていう職業をやっている・・・

まぁ・・・自己紹介はこれぐらいでいいかな・・・?

で・・・今日はまぁ・・・声優体験みたいなので薄桜鬼キャスト(メインキャラ)が教えてるってわけなんだけど・・・

俺の担当している子が・・・

『すいません・・・吉野さん』

「ん?どうした??」

『ここがなんて読むかわからなくて・・・』

「これは・・・「うるさい」じゃないかな?(なんで漢字なんだ・・・いつもならひらがなが多いような気がするんだけどな・・・)」

『ほうほう・・・ありがとうございます!』

「にしてもなんで俺に読み方聞きにきたの?」

『えっと・・・さっきたまたま近くに通られた森久保さんに読み方聞こうと思ったんですけど・・・』

「で・・・どうした?」

『森久保さんにこう言われてしまって・・・「普通は教えてもらってるパートナーに教えてもらうのが普通じゃない?」って言われて・・・』

「で・・・俺に聞きにきたと・・・」

『はい・・・』

「まぁ・・・聞きに来てくれるのはいいけど・・・あんまり難しい漢字は無理だよ?」

『あ・はい!』

「じゃあ・・・頑張ろうか」

『はい!!』

っていうまぁ・・・・

明るい子なわけですよ・・・

まぁ・・・こういう読み込みの早いと教えることがなくなりそうだな・・・

〜収録中〜

「お前のことを思っていったんだろうが!!」

『うるさいな!!誰がそんな事してくれって頼んだよ!!!』

「あの状況だったら俺がいかなきゃいけなかったじゃねぇか!!」

『お前なんかに関係ねぇよ!!!』

「あっおい!!!」

〜収録終了〜

「お疲れ〜」

『お疲れ様です!!』

「で・・・これから飲みに行くけど・・・くる?」

『はい!!いきます!!』

「じゃあ・・・いくか!」

〜飲み屋〜

「ふぅ・・・」

『つ・疲れた・・・・』

「声優体験疲れた??」

『何かいろいろやったら疲れました・・・』

「そういう時は甘いもの食べよう!!」

『そうですね!はい!!』

〜甘いものをモグモグ中〜

「このパフェうまいな・・・」

『こっちのチョコレートケーキも美味しいです!!』

「1口もらってもいい?」

『どうぞどうぞ!!』

「パクッ・・・」

「うまいな・・・」

『それは良かった〜』

「じゃあ・・・ほい」

『え・・・あ・・・パクッ』

『あ・・・美味しい・・・』

「だろ?」

『はい!!』

〜色々食べて・・・〜

「ごちそうさま・・・」

『ごちそうさまでした!!』

「さぁ〜て・・・君を送っていかなくちゃね・・・」

『え?』

「この声優体験の教える側ルールで決まってるんだよww」

『そ・そうなんですか・・・』

「そうなんですwwってことで・・・お先です!」

〜帰り道〜

「どうだった??」

『収録して・・・甘いもの食べて・・・すっごく楽しかったです!!』

「そっか・・・それは良かった」

『はい!!』

「ところで・・・」

『はい?』

「名無しさんは好きな人とかいるの?」

『え?』

「いや・・・俺さぁ・・・名無しさんのことが・・・好きなんでよね・・・」

『え・・・』

「初めて会ってこんなこと言われても困るよな・・・」

『え・・・あの・・・』

「ゴメン・・・俺の独り言『私も吉野さんのこと好きです!!!』

「え・・・」

『声優としてももちろんなんですけど・・・恋心まで・・・抱いてしまって・・・』

「まじで・・」

『はい・・・///』

「えっと・・・」

「『・・・・・・・・・』」

chu

『ん!』

「いきなりゴメン・・・」

『え・・・っと・・・///』

「両思いってことで・・・」

『そ・そうですね・・・』

「もう一回いい?」

『・・・はい///』

chu・・・

俺とこいつは・・・初めて会ったにもかかわらず・・・

両思いだったっていう・・・

なんか運命だな・・・

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