坂田銀時と恋に落ちる?
□The Candy Bar
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銀時は不安と緊張と期待の入り混じった彼女の姿に興奮していた。どこから責めようか、何を言わせようかと意地悪な事ばかりが浮かぶ。
そして、手を結わえられ、目隠しをされ、布切れたった一枚だけになった彼女の上に組み敷いた。なるべくどこにも触れないように注意を払いながら、軽く指先で脇腹をなぞる。それだけで、体をビクつかせると、鎖骨に湿った感覚。舌先を尖らせ、時折熱い吐息を交えながら、首すじを辿り、耳たぶを舌で絡め取る。
「…梨花…興奮してんのかァ?…スゲぇいやらしい顔してるぞ?…」
銀時の舌は彼女の唇を這い出す。誘われるかのように彼女も舌を出し、唇を付けずに舌だけを絡め合わせる。徐々に深いキスへと変わると、銀時の指が腰骨、腰のくびれ、お尻をなぞりあげる。
「…んっ…!はぁ…」
次はどこに触れられるかわからないという興奮、皮膚感覚が敏感になり、ちょっとした刺激でも感じてしまう。
いつもなら真っ先に吸い付くはずの胸の先や、既に熱く濡れそぼる下肢には触れてくれないもどかしさが更に興奮を誘った。
銀時の舌が脇腹を這い、脚を開かせ、内腿をなぞる。
「…気持ちいいか?…濡れてぐちゃぐちゃじゃねぇかよ…」
下着からは愛液が零れ出しそうだった。
「…触って欲しいか?…ぅん?…言えよ、どうして欲しいか…」
「…んっ…そんなこと言えない…っ」
「…じゃあ、どこも触ってやんネェよ?…なぁ…ここ、触って欲しいんだろォ…?」
爪の先で下着の上から触れるかギリギリの距離でなぞる。
「…んっ…あっん…」
身体が跳ね上がり、彼女はもう限界だった。
「…っ…意地悪しないでよ…銀さん…」
彼女からは表情は見えないが、いつもの妖しい笑みを浮かべながら、眺めているのだろうと想像できた。
「…梨花のここ、…舐めてぇなァ…ほら…早く言えよ…、梨花は舐められんの大好きだろ?…銀さんに…おねだりしてみな?…」
「…なんて言っていいのかわかんない…!」
銀時は耳元で囁くように、言葉を促した。
「…私のお○○こ舐めてェって…言ってみな?…」
どこにも触れず彼女の言葉を待つ、この瞬間にまで興奮していた。
「…銀…さん?」
「…ん?…ほら…」
「…っ…私のお○○こ…舐めてぇ…」
小さな声でようやく囁いた彼女は恍惚とした雰囲気を身にまとい、妖しく銀時をさそった。
「…舐めてやるよ…たっぷりとな。…」
下着を取り払うと、お尻の方まで愛液が流れ出ていた。大きく脚を開かせ、割れ目を両手でひろげると愛らしい蕾を指で弾いた。
「あっ…ぁぁ…ん」
じゅるじゅると音を立てて、欲望にまかせて、銀時の舌はまるで別の生き物のように動き、這い回る。肉芽に吸いつき舌で転がすように愛撫しながら、銀時の長い中指が膣内に吸い込まれていく。 指に吸い付くようにからまる肉壁を感じる。
「…熱いな…スゲぇヒクついてるぞ…」
中指を曲げ、ざらついた上壁をこすりあげ、不規則に掻き回すと、彼女の足先の震えが止まらなくなりはじめた。ぬちゃぬちゃと粘着質な水音を響かせ、ピストンのように攻め立てる。彼女はもうじき絶頂を迎えようとしていた。
「あっ…もぅ…イヤ…ぁ…おかしくなっちゃう!…」
悲鳴にも似た喘ぎ声をあげる。銀時は容赦無く攻め続けた。もう彼女の感じる場所は全て知り尽くしている。後は意識が飛ぶまでイかせてやるだけだ。