坂田銀時と恋に落ちる?

□Drive me nuts
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Drive me nuts

ベッドの上で待ちわびていた。
今すぐに触れて、抱いて欲しい、そんな淫らな欲望を抱えて。
自らブラウスのボタンに手をかけ、一つ、また一つと、外していく。
胸元がはだけると、丸みを帯びた二つの丘。
ゆっくりと手を這わし、胸の突起を指で摘まむ。
スカートを捲り上げ、脚を指でなぞり上げる。
身体を捩らせ、触って欲しくて、堪らない、そんな目をして、無防備に足を開く。
何も言わず、蜜に誘い込むように
、下着のサイドから、指を侵入させて、緩やかに掻き回す。


自分でそんなことしなくても、俺が気持ちよくしてやるよ。


伸びてきた手に、組み敷かれ、ベッドの上に横たわる。
最後まで外していなかったブラウス。襟を掴まれると、引き裂かれ、ボタンが弾け飛んだ。
露わになった上体、ブラジャーの中央、素肌と下着の間に、刀が添えられる。
一気に引きちぎられ、白い双丘が露わになる。
その先端は尖がり、吸って欲しいと主張していた。
刃先があたり、血が滲む。
それすら、今は快感になり得る。
傷口に口づけ、舐め、吸い上げる。
スカートを切り刻み、床に投げ捨てた。
冷たく、妖しく、裸体を眺め、肌を重ねる。


これは…俺じゃねぇ…!


胸を揉みしだきながら、もう一度、刀を手に取り、下着と素肌の間に滑り込ませた。
ゆっくりと、サイドを切り落とす、そしてもう片方へ。
妖しくニヤリと、顔を見る。
そんな行為でますます濡れてゆく。
刀をベッドの上に、力一杯突き刺すと、自由になった手で、濡れ湿る割れ目を、開かせた。
触る事もせず、ただ眺めるだけ。
何も言わず、吐息だけで、触って欲しいとねだる。


誰だ…、誰なんだよ?


脚を広げると、そそり立つ男性自身の先端で、花弁をかき回すだけ。
望みはただ一つ、繋がりたい。
顔を見つめ、栗色の髪を少し乱暴に撫でる。
欲しい、欲しい…早く!
愛液が滴るのがわかると、ご褒美のように一気に挿入する。


栗色の髪…?俺じゃない…!
梨花、一体誰に抱かれてんだ?
なんでそんなに…いつもより感じてんだよ…!


奥まで何度も打ち付けられると、身体を弓なりにし、大きく喘ぐ。
口の端からは唾液が流れる。
身体を翻し回転させ、逆になる。


…おまえ!…!!


馬乗りになり、自ら激しく動き、空を仰ぎ、乱れる髪。
その瞬間に目があった。
恍惚した表情をみせ、艶やかに笑う。
イイでしょう…?
銀さんはそこで、私がセックスしてるの、見てて?


やめろ…
栗色の髪の男は…沖田…。
奴は、俺をチラリと見ると、あざ笑うかのように、梨花を下から何度も突き上げた。


やめろ…やめてくれ!


「うわわわわわわわわわッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


勢いよく起き上がると、しばらく放心状態のままだった。
息を整えながら、すべてが夢なのを知る。
隣に眠る愛しい人を、見つめ、失う怖さを思い出す。

眠れない夜。


impressed with 椿屋四重奏/共犯

この曲が好きで聞きながら、思いつくままに書いたんですが…
3カ月前に書いた時は、相手は土方さんでした(°_°)S要素を取り入れて、そごたんで書き直しました。
えへへ(´Д` )



(*゚∀゚*)お知らせです。

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